Not So Berry Challenge2
第17世代アンバー ルールはこちら
※ちょっと重めのストーリーになってしまいました。心の弱っている時に読まない方が良いかもね。ある程度元気のある時に読んでね。
ウィンターケーキの見た目が好きなので、冬じゃない季節でもこのケーキを焼きがち。
その後ろで朝から酒を飲みつつ読書する夫。なんか良いね、休日って感じ。
お誕生日おめでとう!
ほとんど変わっていない。そもそも若い頃からやや老け顔だったので、急に老け込んだ印象は受けない。
たまたま遊びに来ていた隣人のユリさんも一緒に祝ってくれました。
アルフレッドくんはじゃっかん渋みが増したかも。ピチピチの若者イケメンから人生の重みを感じる風貌になった気がする。なんにせよ、イケオジ。
一方で子供嫌いの杏子は子作りの気まぐれを出す気配すらありません。
「無理に子供を持ちたいとは言わない」と言ってプロポーズしたアルフレッドくんは、この気まぐれを心の底にしまうことしか出来ません。
この頃は剣劇のシーンばかり撮っている。
貴族の誘惑姿が様になっている。
17代目タスク【役者キャリアのトップになる】を達成です。
「ジ・アーブズ」という昼ドラ。
撮影は問題無く終了。ゴールド評価。
夫婦揃ってスターライトアワードに参加しました。揃ってアワードに出席出来るとは、なんて華やかな夫婦。
初めて受け取ったトロフィーは引越しの際に持って来れなかったので、再びトロフィーを手に出来て嬉しい。
しかし今回は少しだけ違いました。ロボミの涙を見た瞬間、本当に悲しくなってしまった。この涙はちょっと堪えた。
「ロボ美…」
「トネリコ ニ コトバ ヲ オシエタ ノハ ロボミ デス。アノコ ガ マメツブ ノ
ヨウニ チイサイ コロ カラ シッテイタ ノデス。」
「ママもロボ美のことが大好きだったね。私もアンタのことが大好きだよ、ロボ美。」
「ダイスキ ナ シム タチ ハ ミンナ イナク ナリマス。ツギ ハ ダレ
デスカ?アンズ、 アナタ ナノ デショウ?」
ロボ美は違います。家族が老いていく世界で、初めから死ぬことが出来なかったロボットです。そしてそれは彼女が自ら望んだことではありません。
「俺もその方が良いと思う。ロボ美なら歓迎だよ。なぁ、一緒に帰ろう。」
「アリガトウ。デモ ロボミ ハ ヒトリ デ イロイロ カンガエタイ ノデス。ロボミ ノ
カナシイ ハ コノサキ モ ズット ツヅキマス。カナシイ ニ ドウヤッテ ツキアッテ
イクノカ、ロボミ ジシン デ カンガエ ナクテハ。」
「そう…。独りで考えないといけないってアンタが言うなら、私達は止められない。でもロボ美が頼れる先はいつでもあるってこと、忘れないで。」
「アリガトウ。アンズ、アルフレッド。アナタタチ ノ コト モ ロボミ ハ ダイスキ
デスヨ。」
ひとしきり号泣した後、きゅっと口角を上げて撮影所へ入っていきました。
(私の仕事は女優だよ。独りでやっている仕事じゃ無い。スタッフさんや共演者、たくさんのシム達で作っている物。私はその一部なの。)
髪色や髭、メイクによってまるで別人になっています。これはこれでかっこいい。
(これが私の仕事。どんなに悲しくても、辛くても、逃げ出したくても、放り出せない。たくさんのシム達が努力したものを形にする仕事。私が逃げれば、たくさんの努力が無駄になる。私にはこれを演じ切る責任がある。私は…絶対に逃げない。)
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