【12-1】第12世代サファイア・家族至上主義の盗癖マザー【notsoberry2】

3.22.2022

NotSoBerryLegacyChallenge 2

第12世代サファイア

今回からNot So Berry Legacy Challenge2は第12世代の記録へと世代交代。第11世代黒豆とレズリーの娘【ラピス】が第12世代の主人公です。

【十文字 ラピス (じゅうもんじ らぴす)】

第12世代テーマカラー:サファイア
特質:盗み癖・アウトドア好き・家族志向
願望:最高に幸せな家族
キャリア:ベビーシッター(ティーン)・ビジネス

【第12世代タスク】
・願望「最高に幸せな家族」の達成
・ビジネスキャリアのトップになる
・論理学スキルをマスターする
・いたずらスキルをマスターする
・子育てスキルをマスターする
・両親とネガティブな関係であること
・ウフフをする時は必ず「子作りを試みる」を選択する
・子供が産まれる度に、新しいタトゥーかピアスを増やす

【シムの物語】
貴方は大変な幼少期を過ごしました。両親はいつも苦労していて、貴方にかまってくれる時間はほとんどありませんでした。食事の代わりにお菓子を食べたり、公園をぶらぶらしていました。

本音を言うと?恨んでいます。自分なら我が子にそんな接し方はしません。絶対に。

貴方は子供のためなら何だってします。隣人の家から物を盗むことでさえ。

・元のルール(英語)はこちら
・第1世代から読むにはこちら
・第11世代から読むにはこちら
・各世代の第1話一覧はこちら





十文字 ラピス

以上が12世代のタスクと物語です。

両親とうまく信頼関係を築けずに育った幼少期。両親には娘の自分よりも大切なものがあると考え、自分は愛されていないと感じて育ってきました。

悪いことを悪いと教えてくれる大人がいないままティーンになり、盗癖持ちの非行少女に成長してしまいます。

11代目の最終話で両親の喧嘩の声を聞いたことで両親を見限り、自分のための「最高に幸せな家族」を持つことを考え始めた…ラピスはそんなシム。

12世代タスクの中で最も大変なのは願望を叶えること。【最高に幸せな家族】を叶えるためには子供は最低3人、さらに孫を4人産んでもらう必要があります。ラピスは早めに結婚することになりそう。

その関係で家督相続者は末っ子になると思います。


12代目スタート時のスキルはこんな感じ。魅力が他よりやや高いものの、どれもほとんど上がっていません。




特質はこちら。
まだティーンなので【盗み癖】【アウトドア好き】の2つのみ取得しており【家族志向】は獲得前です。同様に育ちの特質も未獲得。

小学生時代の願望「社交家」を叶えたことで【優れた社交性】を獲得済み。

曾祖母・祖父・父と魔法使いだったため【古代の血統】の特質を持っています。

母のレズリーは「感染者」の特質を持っていますが、そちらは血統のように遺伝していません。あくまであれはマザーからのプレゼントなようです。


12代目にはティーンのうちからアルバイトをしてもらいます。


アルバイトは「ベビーシッター」に就いてもらいます。「子供は愛されるべき」という12代目の考えが強く感じられる。

ルール上、キャリアトップを求められているのは若者になった際に就職する「ビジネスキャリア」のみ。ベビーシッターはキャリアトップになる必要はありません。


仲良く話し合う両親を横目に独り夕飯を食べるラピス。

(さっきまであんなに大声で言い合いしてたのに。何も出来ず、ただ側でそれを聞かされるだけの娘のことなんて考えたことも無いんだろうな。バイト始めたなんて言ったら、きっと半分以上家に入れろって言われる。冗談じゃないよ。)


「ねぇパパ。私帰ってきてるんだけど。おかえりくらい言ってくれたって良いんじゃない?今日学校で何があったかとか、娘の話を少しでも聞きたいって思わない?」


「自分は関係無いみたいな顔してるけど、ママにも怒ってるんだからね。いっつもマザーのことばっかり。止めてって言ってるトイレのいたずらも止めてくれない。私が何を好きかなんてなんにも知らないでしょ?聞いたことなんて無いんだから。アンタたちが私の親である意味って何?」



親子関係は最悪。
実の両親にも関わらず友好ゲージは真っ赤です。

12世代タスク【両親とネガティブな関係であること】の条件はクリア。


「まだ私は怒ってるのに!そうやって『また明日にしましょう』って眠りに行っちゃう!明日になってもう一度聞いてくれたことなんて無いのに。もういい!私とアンタ達に明日なんて来ない!」


ということで12代目ラピス、ティーンの身で家出をします。家を借りる分のお金は2万シムオリオン勝手に持ち出します。

(今まで親らしいことなんて何一つしてくれなかったんだから。これくらい貰っていくのは当然の権利でしょ。少なすぎるくらいだよ。)


家出先はサンマイシューノの事故物件「21チック・ストリート1313号室」です。週の賃料300シムオリオンの不良物件。


こちらを家具付きで借りました。
高校生ラピス、今日から都会でひとり暮らし開始です。


家具の配置はほとんどデフォルトのまま。色味は世代カラーに変えてあります。ベッドは少し性能の良いものに変更。

真ん中にあったベッドルームの家具を撤去し、代わりにプランターを並べてあります。


実家から持ち出したものはこんな感じ。
歴代家長の写真やアップグレード部品、左上の本は学校から盗んだ本。左下に見切れている2つはスラニの心臓と指です。実家の庭で育てていた植物を1つずつ持ってきたので、先程のプランターに植えて資金稼ぎをします。

初代からずっと受け継いできたシムレイの志村さんとクローン装置も持ってきています。今では全く使うことも無いけれど、家宝として。


安アパートの窓のない部屋で植物を育てる非行少女。怪しい臭いがしますが、育てているのはただの美しい花です。大丈夫。問題無し。


ひとり暮らしになったので料理から掃除まで全て1人でこなさなければなりません。しかしむしろ、ラピスはそれを楽しんでいるようす。

(どうせ今までだってろくな料理を与えられなかったんだもん。好きなものを好きな時に好きなように作れるって幸せだよ。)


何やらラピスが緊張してきたので確認してみる。すると「盗みたい気分」のムードが付いていました。


ラピスは盗癖持ちのシム。
盗みを働かない期間が長く続くと緊張してしまうらしい。これは結構めんどくさい。

ちなみにラピスがラマコーンマスコットになっているのは、この日がかぼちゃ祭りだったためです。仮装中。


ということで訪れたのはこもれび山。お父さんの実家にやって来ました。

父親とは不仲なラピスですが、父親の兄姉達とは良好な関係を築いています。


父の実家に飾られていた家族写真を眺めるラピス。写真に写っていたのは温かい、仲の良さそうな家族。その中に父の子供の頃の写真もありました。

こんなに素敵な家庭で育ったのに、何故父親は自分に対して同じように接してくれなかったのか。もしかするとそんなことを考えているのかも。


盗みます。
どうやら盗める物はいたずらスキルの高さによって変わるもよう。現在ラピスのいたずらスキルは3。スキルが低いため、小さくて安い人形にのみ「盗む」選択肢が表示されました。


リビングに誰もいなくなった隙を狙って盗みを試みます。


盗みは成功。
初めての獲物は父の実家にあった謎の人形でした。


盗みのスリルを感じてご満悦なラピス。
すっかり歪んでしまった。

ちなみに連続して物を盗むことは出来ないもよう。足がつかないように、盗みにはクールタイムが必要。


その後はいたずらスキル上げを兼ねて、伯父伯母と交流しておきました。早くいたずらスキルを上げて、もっと大物を盗めるようになりたい。


「どれだけラピスが嫌いかって聞かされた。」

小さな頃からラピスを気にかけ続けてくれている警察官、アレキさんからメッセージが届きました。

ラピスのことを嫌っているのは両親だけ。つまり実の両親が、娘が最も慕っているシムにわざわざ娘の悪口を吹き込んだってことになるのだけれど。ちょっとそれは…陰湿すぎない?

こうして始まった12代目ラピスの物語。彼女が幸せになれる日は来るのだろうか。

にほんブログ村 ゲームブログ ザ・シムズシリーズへ PVアクセスランキング にほんブログ村