【5-7】学び続けるために【notsoberry】

11.26.2021

NotSoBerryLegacyChallenge

Not So Berry Challenge
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「ねぇ、カレブ。私、貴方と同じ吸血鬼になりたい。私はこの先もずっと、色んなことを知って、経験して、実際に行動したい。だけど、それには時間が足りない。だから貴方のように、止まった時間の中で永遠に生きていたい。」

「…確かに時間は止まる。紫苑の望むように、学ぶ時間は永遠になる。でも、それに伴う苦しみや虚しさもある。普通に生きて死んでいけば、味わうことの無い絶望を感じるかもしれない。それでも、学び続けるために…吸血鬼になりたいなら止めはしない。」


天才の特質を持って生まれ、学び続けることを望んだ紫苑。十文字家5代目は吸血鬼に変わることを選びました。




催眠術をかけられ、首筋からカレブの血を注ぎ込まれる紫苑。男など「どれでも」同じと考えていた紫苑。彼女が1人の吸血鬼に執着し、信頼し、自らをオカルトへと変える選択をするとは、彼女自身も想像もしなかったことでしょう。


初めての吸血は、自らを変えた男の腕から。
人ならざるものへ、紫苑は変わりはじめました。


初めての血の味。
紫苑はどう感じたのでしょうか。


吸血鬼へ変貌するには数日かかります。
その間は強烈な飢えを感じるようす。欲しいのは食べ物ではありません…


紫苑を吸血鬼へと変えた後、すぐに頬へキスをするカレブ。

「紫苑が吸血鬼になる」という結果は同じでも、当人の紫苑とカレブでは思いが違うはず。紫苑にとっては「自らが望んだ結果吸血鬼になる」ことに過ぎないけれど、カレブにとっては「吸血鬼の世界へ、自らの手で紫苑を引き込んだ」ことになります。その重さにはギャップがあるでしょう。


数日後。
この日は出勤日でした。受付に並んでいた母・ミコがこの場でシニアに成長したようです。止まった紫苑の時間とは裏腹に、家族の時間は進んでいきます。


診察中、とてつもない飢餓感に襲われる紫苑。もはや患者よりも医者の方が具合が悪そう。


そして次の瞬間、紫色のオーラに包まれながら紫苑が浮かび上がりました。診察を受けていた患者も思わず立ち上がり息を飲んでいます。


こっっっわ!!!

ということで、紫苑は吸血鬼として覚醒しました。しかも勤務中に、患者の目の前で。


そして何事も無かったかのように、診察に戻る。きっとこの患者さん、気が気で無かったでしょうね。可哀想だけれど、ちょっと笑える。


その後も通常通り勤務を続けていた紫苑。
「食事への欲求」が強くなってきてしまいました。


今回は同僚に頼んで血を分けてもらうことに。あらかじめ同僚とは仲良くなっていたので、スムーズに血を飲ませてくれました。ありがたい。


帰宅後、あまりにも怖かった吸血鬼の姿を変更しました。通常時とほとんど変わらないけれど、目の下だけ少しひび割れています。


帰宅早々、PCへ向かう紫苑。
行動予約いっぱいに「ヴァンパイアの研究」を詰め込んで、ヴァンパイアの位階を上げていきます。ヴァンパイアになる前に、既にヴァンパイアスキルは15になっています。そのため後はPCで研究し続ければ良いだけ。本を読んだり、教えを乞うたりするよりも、PCで研究するのが1番早いし、効率が良いです。


翌日には最高位の「グランドマスター」へ到達。「完全日光耐性」をはじめ、上記のようにパワーポイントを振りました。


同時に報酬ストアから「お気楽」を取得。これによりヴァンパイアの弱点もほぼ無効化。ただただ強いヴァンパイアの出来上がり。


翌日は仕事。
医者キャリアは院内の移動が多い職業ですが、「ヴァンパイアの疾走」のおかげで全く苦にならなくなりました。あっちへビュンビュン、こっちへビュンビュン。最強の女医。


この日は往診の依頼がありました。
さっそく紫苑先生へ出かけてもらいます。


往診先はまさかの恋人の家。
気まずいことこの上ない。


しかも患者はジュディス・ウォード。
世界のスーパースターが何故、こんな辺境の見ず知らずの吸血鬼の家に。


そして往診中、外で待たされる家主。
リリスは完全日光耐性を持っていないので、傘をさして待っていました。早めに終わらせるので、どうか耐えて!


そして仕事が終了。
「専門医」へ昇進しました。キャリアレベルは8/10。当初から目標にしてきたキャリアレベル8へ到達です。


医者キャリアが8になったことで、「病気にかかりにくい」特質を得ることができました。吸血鬼になっても病気にはかかるので、これはありがたい特質ですね。


帰宅後、カレブを呼び出し吸血鬼のスパークリングをお願いしました。結果はご覧の通り。グランドマスターになったとはいえ、まだまだマスターには敵わないようです。


「すごいね、カレブ。私もそこそこ強くなったと思ったのに、全然叶わなかった。本当にあなたってすごいよ。私、こんなに1人の男の人を尊敬したの初めてだもん。」


「ねぇカレブ。どうせなら一緒に住んで、もっと色々教えてよ。私たち一応付き合ってるんだし。わざわざいつも呼び出すのも面倒だしさ。」


ということで、カレブに引っ越してきてもらうことに。元々彼が持っていたものは全てリリスに残し、体ひとつで移ってきてもらいます。

マスターであり、恋人でもあるカレブ。彼との今後はどうなっていくのでしょうか。

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