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「ありがとねぇ、マオちゃん。マオちゃんは魔法だけじゃなくてピアノまで教えられるのね。」
「いつかピアノが習いたいって入学してくる学生さんがいるかなって思ってさ、先生になってからも空き時間に勉強してたんだ。コレスティさんの役に立てて嬉しいよ。」
「子猫ちゃんは本当にいい子ねぇ。でも気を付けなさい。そこに付け込んでくる女なんて山ほどいるんだからね。ほーら、そう言ってる間に足音がしてきたじゃない。」
「ちょっとママ!またマオ先生に変な事吹き込んでないよね?先生の独り占めは許さないんだから!」
「あらあらあら、嫌だわぁ。マオちゃんに相手にされないからってピリピリしちゃって。」
「そんなことないもん!」
「へぇ、そうなのぉ。ちなみにアタシはたった今マオちゃんとメモリーを獲得したところだけどぉ、アンタはメモリーの1つでも獲得したのぉ?指導由来のメモリーじゃないわよ?幸せなメモリーよ?」
「……ちょっと、マオ先生逃げるつもり?」
「……僕関係ある?」
「あるでしょ?どう考えても。」
(おほほほほ!さぁ、ママは撤退するわよ。若い子たちをからかって遊ぶのは楽しいわねぇ!まぁ、せいぜい頑張りなさいな!)
「マオ先生!はい、座って!」
「えぇ……。」
「ねぇ、マオ先生はいつもなんで逃げるの?私のこと嫌い?」
「もちろん嫌いじゃないよ。でもやっぱり先生だから、学生からの気持ちに向き合うわけには……」
「私が学生じゃなければ良いの?」
「それは、うーん、どうなんだろう。そもそもなんでリヴィアちゃんは僕が好きなの?」
「顔?」
学生からの好き好きアピールに頭がパンクしたのかもしれない。
「まおたん先生、ここはどこ?なんかあったかいところだねぇ。」
「Tartosaだよ。比較的温暖な海沿いの街だね。冬なのに夏服で過ごせる。恋人たちの聖地と言われているけれど、きちんと研究すると色んな歴史が眠っているところなんだ。今日は課外活動でこの街を探検しよう。」
噴水広場には花屋のカートが出ていました。ここでは花やブーケなどを購入することが出来ます。
お花屋さんの前で歌を歌う女子たち。歌っているのはケンカ自慢の日を称える歌です。ムードが無い。
「ちょっと子猫ちゃん、なんでアンタ自分にだけブーケを買ってんのよ。しかも黒。ちょっと?聞いてる?」
「わかりません。僕は今燃え尽きています。」
「なんか先生がおかしくなっちゃったね。」
そしておもむろにスペクタードリンクを飲みだす。これは第2グループで大量に複製したものの残りですね。
せっかくなので全員ブーケを買って持ってみた。可愛い。
お次は噴水広場から階段を少し上がったところにあるケーキ屋さんへ。
ケーキ屋さんで4段のギャラクシー色をしたウェディングケーキを購入し、みんなで味見をしました。ケーキはまさかの直置き。どうしてもテーブルの上に置いてくれなかった。
諸事情(フリーズ)により再ロードしたため、あやめちゃんの服装だけ冬服になっています。なんてこった!
「僕の友人はここでプロポーズをしたんだって。ここの広場でデートをすると成功率が高くなるらしいよ。ある意味そういう場所の雰囲気っていうのも魔法みたいなもんだよね。」
今度は少し奥まった場所へ。移動にはホウキを使っているので、少しずつ魔法使いのレベルも上がっていっています。一石二鳥。
遠くから見るとこんな感じ。なかなか綺麗。
セルヴァドラーダの滝は側を通るとロマンチックなムードになるけれど、ここは特にそういうものは無さそう?雰囲気だけの場所かな。
「よく見ると抱き合ってる恋人に見えてくるからだってさ。あの真ん中のうにゃうにゃっとしたのが手で、その上あたりが顔かな?ここもプロポーズの聖地だってさ。何故か上手くいきやすいって話だよ。魔法かな。」
「子猫ちゃん、どうにか魔法に繋げて課外活動として成立させようとしてるわね?」
再び噴水広場のあるエリアに戻って来ました。このエリアの端には灯台が立っています。
「はい、これが有名な
Tartosaのしょんぼり灯台だよ。こうして近くまでこれるんだから、きっとペットパックの灯台みたいに『使える』と思ったらインタラクションすら出来なかったという悪名高い灯台さ。」
「使うって何に?」
もう一度滝のあるエリアに戻って来ました。あっちへ飛んだり、こっちへ飛んだり。
「わ!なんか飛ぶの上手くなってきた気がする!いっぱい飛び回ったおかげかも!」
夕方の時間はこちらのビーチでのんびりと過ごすことに。
怠け者2人組は色んなところへ移動してお疲れ中。ビーチチェアでひと眠り。気持ちよさそう。
フェリシアちゃんとねむこちゃんは一緒に砂の彫刻作り。
サマンサさん・フィオナちゃん・リヴィアちゃんは滝の側でひと泳ぎしながらお喋り中。
「そうねぇ、私とダーリンはどちらかというと私の方がぐいぐい行くタイプだと思うわ。だって、ダーリンて固いから。先生は固いってタイプじゃないけど、自分から行動を起こすタイプでは無さそうよね。何より先生だって意識が強すぎるのよ。」
彫刻組は砂のカメさんを作り上げたようです。よくできました!
辺りが暗くなってきたのでTartosaのバーに移動してのんびりと過ごす一行。マオ先生は両脇をマダムに包囲されています。
「で?結局のところどうなのよマオちゃん。あんなに可愛い子に迫られてなんか思うところはないわけ?」
「まぁ光栄ではあるんだけどさ。でもリヴィアちゃんは僕の顔が好きなんだって。それに初恋だっていうんだよ。どう考えても一時の気の迷いっていうか、初めて見た魔法使いの先生に浮かれてるだけでしょ?明日にでも他の子に目移りすると僕は踏んでるよ。」
「まぁ、可愛い初恋って感じは否めないわね。」
「「……」」
「わかったわ。そうね。とりあえず飲みなさい、考えるのはおしまいよ。ところでマオちゃん、代わりにアタシなんかどう?」
「ちょっとママ、さりげなくクロスにしないで!」
「うふふ、2人とも器用ね。」
各々自由に過ごしていた学生たちを集めてグループダンスをしてもらいました。
その後ダンスをしていたマオのところにリヴィアちゃんがお喋りしに来てくれたので一緒にダンスをしておきました。
アヒルのジョーク男にも積極的に誘惑をしてくれるリヴィアちゃん。健気。
そしてまたスペクタードリンク飲んでる。飲み過ぎでは?
スペクタードリンクを飲んだことで演技スキルがレベル3まで上がりました。
演技スキル……演技スキルレベル3ね……。このタイミングで演技スキル3になっちゃうの?ふーん。
演技だから。これは演技だから。あくまでも演技の練習だから。練習ならセーフだから。
練習だから。宝塚スタイルのキッスだから。直に付いてないから。セーフだから。
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