【第3章・3-4】憧れのおばあちゃん【魔法学校チャレンジ】

6.09.2023

魔法学校チャレンジ第3章

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データをロードしたらこの状態から始まった。なんだ、この可愛い子たちは。


前回ホウキと使い魔を手に入れる条件を満たしたので、いつものお店に使い魔を購入しに来ました。辺りはすっかり雪景色です。



物凄く寒そう。コレスティさんとねむこちゃんにいたっては冬服の袖がないから更に寒そう。寒そうというかもはや痛そう。


これまでのグループ同様に、ここで販売している使い魔のオーブをそれぞれ購入しました。


「みんな自分のオーブは用意したね?それじゃあ使い魔の契約をしようか。」


まずはフィオナちゃん。使い魔はフェニックス。名前はハイゼウス。

名前はランダムで出てきたのものをそのまま採用しています。


リヴィアちゃんは呪い人形。名前はネッド。


フェリシアちゃんはシグザムフクロウ。名前はヘッドウィーヴ。


コレスティさんはヴィールド。名前はウーコン。


サマンサさんはカラス。名前はフギン。


あやめちゃんはドラゴン。名前はゴアバッシュ。


ねむこちゃんはすでにたくさんの使い魔を従えていたので、新たに使い魔契約はしませんでした。こうしてずらっと並んでいるのもとっても可愛い。


お次はホウキをみんなにプレゼントします。

一番左上はマオ先生のホウキ。その右からねむこちゃん・フィオナちゃん・リヴィアちゃん・フェリシアちゃん・コレスティさん・サマンサさん・あやめちゃんの順にプレゼントしました。







第3グループはホウキに乗ることが苦手な子が多そう?


「フィオナ、ホウキをじっと見つめてどうしたの?使い魔まで出して。」

「あ、うん。自分のホウキと使い魔と、それから杖も。そういうのを持てたのが嬉しいなって。」


「私ね、両親に魔法を学ぶことを良く思われてなかったの。だから生まれつきの魔法使いなのに今日まであんまり知識がなくて。でも、どうしても魔法が学びたくて、両親が反対できないくらい優秀になればいいんだって、大学に行ったり、自分でお金を稼いだりしてね。」

「そうだったの。だから色んなスキルが上手なのね。」

「うん、それでここに来たの。それから教授におばあちゃんと同じ種類の杖と、ホウキと使い魔が欲しいってお願いして。教授は『色の種類がたくさんあって色までは揃えられなかったかもしれなくてごめんね。でも形はおばあさんと同じだよ』ってプレゼントしてくれて。」

「あら!おばあさんとお揃いなのね。」

「おばあちゃんは魔法使いだから。ずっと憧れだった。おばあちゃんみたいに生きたかった。ずっと。でも駄目だって言われ続けて。だから今、同じものを持てて本当に嬉しいし、魔法学校にこれて良かったなって。」


「ねぇ、フィオナちゃん。貴方が魔法学校に通ってくれて、本当に嬉しいわ!クラスメイトとして出会えて本当に良かった。これからもっとたくさん、楽しい思い出を作りましょうね!!」

「え?どうしたの急に。でも嬉しいよ。ありがと。」


辺りはすっかり真っ暗ですが、サンマイシューノのアートセンターにやって来ました。


アートセンターにやって来た理由はこちら。フェリシアちゃんの仕事タスクで「アートセンターでパフォーマンスをレビューする」必要があったため。


コレスティさんにピアノを弾いてもらい、それをレビューすることに。フィオナちゃんはピアノスキルも10なので、コレスティさんの指導をしてもらいました。

「ちょっと、フィオナ。これ鍵盤小さくない?アタシには弾きにくいんだけど。」

「残念だけど、一般的な大きさのピアノだね。頑張って。」


めちゃくちゃ酷評しているフェリシアちゃん。

(神経が磨り減る音です……と。)


あやめちゃん、ギターがとても似合う。かっこいい。


第1グループのティモシーくんもちょうどアートセンターにいたのでお喋りを楽しみました。

「先生、今学期は女の子ばかりなんだね。ハーレムですか?」

「あはは、先生と生徒だからね。めったなこと言ったらだめだよ。」

「私は好きだって言ってるのに、マオ先生本気にしてくれないんですよ?ティモシー先輩、マオ先生の背中を押してくれません?こんなに可愛い私が先生のこと好きだって言ってるのにー!」


お次はアップタウンのバーにやって来ました。


訪れた理由はこちら。コレスティさんの仕事タスクで「バー、クラブ、ラウンジをスポット共有する」必要があったため。


スポット共有というのがわかりにくいけれど、要は指定の場所に出向いて誰かにインタビューすればいいだけ。


「あら?ちょっと、リヴィアとあやめ。こっちに来なさい。アンタたちそれ、ほら、その上着。お揃いじゃない?なぁに?それ若い子の間で流行ってるの?ちょっと詳しくママに教えなさいよ。」

「ねぇ、ママってバーのママなんでしょ?なんでファッションインフルエンサーと兼業してるの?」

「ばかね!いつでもおしゃれなレディーで居続けるために決まってるでしょうが。」


せっかくバーに来たので、みんなでネクターを煽りました。






見知らぬおじいさんに営業をかけるママ。



良い感じにほろよいになって楽しんだ一行。たまにはこんな日も良いよね。


帰宅した学生たちは酔い覚ましとして、雪景色の中で魔法の特訓をしました。酔っぱらった状態で魔法を使ったら暴発しそうだけど。


フェリシアちゃんは1人図書室で執筆中。こちらも仕事タスク。自宅勤務が出来る仕事は時間を選ばなくて楽ですね。


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