【第2.5章(茶番)】マオ先生、願書を見ながら仲間と悩む【魔法学校チャレンジ】

5.07.2023

魔法学校チャレンジ

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(すごいな。こんなに入学希望が集まるなんて思わなかった。新設の魔法学校なのに皆チャレンジャーだね。これは責任重大だよ。)


(うーん、一度に教えられる学生には限りがあるから来てもらう学生を選ばないといけないんだけど……。これは思ったより難しいね。この人もこの人も、こっちの人も気になるし。この人にもぜひ魔法の力を手に入れて欲しいし。うーん。)


「やっほー、マオ『先生』悩んでる?結構な数の志願者が来たんだって?」

「まぁね。面白い人たちばかりでどうしようかなって。」

「そんなに面白い奴らがいんのか。俺にも見せろよ。で?金持ってそうな奴はどれだ?」


「というか、カネオ。これどういうこと?この子。君に勧められて応募してきてるんだけど。しかもこれ、最終的に何させようとしているわけ?」

「は?いや知らねぇよ。俺は誰も斡旋してねぇって。」


「ラム、またカネオが誰かを泣かせたのですか?」

「うわ、びっくりした。ウミ、アンタもうちょっと気配出して近づいて来なさいよ。」

「不可能。ウミは起動音を極限まで抑えたアンドロイドなので。貴方がウミをそう作ったのでしょう。」


「マオ、貴方にいただいたデータを確認しました。データを著しく損なう候補者はおりません。願望や特質が変わってしまう者はおりますが。この世界には掃除機と遊園地がありませんから。」

「ありがとうウミ。助かるよ。」

「ただし、興味深い候補者もおりました。この中にウミと一夜を共にしたシムがおります。」


「「一夜を共に……?」」

「はい。一夜を共にし、子を設けました。子はその者の家へ引き取られる予定です。」


「ラムさん、兄貴!討ち入りですか?俺も手伝いますよ!」

「武装解除を要求します。子をなしたのはこの世界線のウミではありません。ウミは別の世界線に渡った『ウミ』と記憶を同期しています。マオの禁断の魔法で可能になりました。」

「この人たちはすぐ消そうとするから厄介だよね。カネオ、君の別世界の記憶も同期してあげるよ。さっき言ってた子の記憶も持ってきてあげる。」

「お前、それ最初からわかっててさっき俺の事詰めただろ。」

「もちろん。当たり前でしょ。それから君、さっきの子の所だけじゃなくていろんな世界線で妻子持ちになってるからね。なんで君みたいのがそんなにモテるのか僕は理解できないよ。」

「え?」


「こんにちはー。わぁ、なんか物騒だね。」


「アリス、あなたもマオに頼まれごとですか。」

「うん、そう。マオだけじゃ選べそうにないからってアリスに願書のコピー渡してきたんだよ。シムを選ぶ経験者でしょって。」


「アンタねぇ!幼子抱えたアリスに何させてんのよ!というか私も経験者だけど?なんで私には相談がないわけ?」

「いや、だって!ラムは自分で選んだっていうかアサイラムに放り込まれただけでしょ!それにラムに選ばせたらろくでもないことになるに決まってるもの!それにアリスだけじゃなくてこころにも頼んでるよ!」

「そっちは選ばれる側の経験者だしな。」


「うふふ、でも資料を見るのは全然大変じゃなかったよ。パパも手伝ってくれるし、欲求まみれの薬もあるし。ほんと欲求まみれの薬は子育て世帯全てに一律配布するのを国が制度化するべき。」

「アリス、君お母さんになってなんか賢くなった?」

「どうだろ、バチェロレッテでほっぺ叩かれすぎて脳細胞が活性化したかもね。」


「アリスさん、鉄之進預かりますよ。少しでも腰や腕を休ませてください。」

「わ!ありがとうピラオー。助かるー。鉄之進、日に日に大きくなっちゃって。このままじゃアリスもパパみたいにマッチョになっちゃうところだよー。」


「それでアリス、資料はどうだった?一押しの候補者はいた?」


「どの子も素敵だったねー。マオが悩むのもわかるよ。ただ、知ってる子はいたよ。双子の忍者の子がいたでしょ?あの子たち、元々はバチェロレッテの時にアリスが先に出会ってるんだ。とってもいい子たちだから入学して欲しいなぁって思っちゃう。」


「僕、忍術のことわからないんだけど大丈夫かな。」

「ウェアウルフの私から見ると忍術も魔術も大して違いがなく見えるし大丈夫じゃない?」

「マオ、忍術を学びたい者ならもう1人おります。この者も一緒に教えてみては。」

「ふん、魔法学校じゃなくて忍者アカデミーの開校だな。」


「やっほー!来たよー!!あっ、こころが一番最後だね。くやしい!」


「マオマオ!見てみて!この人!こころ、この人知ってるよ!この間結婚式で見たの。ダスキンの人!」

「ダスキン?掃除の?」

「そう、お掃除屋さん。ワンちゃんが散らかしたお部屋をお掃除する人だって聞いたの。きっとすっごく良い人だよ。」


「そういえばアリスもその結婚式に出席したけど、その人隣に座ってたかも。なんだか不思議な人だった。ダスキンの人には見えなかったけどなぁ。まぁ、感動で泣きすぎちゃってよく覚えてないんだけど。」

「すごい泣いてたよね!隣に座った赤い服の人と一緒に。すーっごく悪目立ちしてた。こころちょっと少しだけドン引きだったよ!」


「でもさーマオマオも意地悪だよね!こーんなに楽しそうな人たちがいっぱいなのに、7人しか教えてあげないなんて!みんな教えてあげればいいのにね!」

「またこの子は無茶な事ばっかり言って。」


「ううん、良い考えかも。そうだよ、マオ。もういっそ全員教えちゃえば?どうせ7人だけなんて選べそうにないんだし。」


「まぁ、マオさんの体力と気力が続くんなら全員教えるのがベストっすよね。学校なんだから、一学期を終えたら次の学期に移って、その度に学生を入れ変えることも可能なわけですし。なー?鉄之進!お前も大きくなったら頭に花が咲くのか?今度はお前がバチェラーになっちまうか。」

「ばぶ」


「そうは簡単に言うけど。一学期が10話前後だとしてもそれを6グループやることになるよ?6グループ目の人たちは開始が50日後になるわけだけど。そんなに待てる?それに運営資金も無限じゃないでしょ?」


「あ、マオさん!資金については気にするな、いくらでも湯水のように使えって親父が言ってました!」

「ねぇこれ大丈夫?僕らの父さん、ツイッターでは高頻度で出現してるけどブログには一度も出演してないけど。お前誰だよってなってる読者さん結構いると思うけど。」

「大丈夫っすよ。とりあえず学校経営のために使えるグレーなお金が莫大にあるってことが伝わればいいんで。」

「ほんとに?というかやっぱりグレーなお金なの?」


「あと、あの一族から『パパのとこ経由でうちの子もいくからよろしくね』ってメッセージも来てたっすよ。」

「へぇ、それは興味深いね。」


(全40名、7・7・7・7・6・6に分けて6グループ。一学期10話前後にどうにかまとめれば60日。いけなくはないか?そもそも僕が全員に会いたいって思っているのも確かだし。そうか……うーん、やってみる?)


はい、長々と茶番にお付き合いくださりありがとうございました!

魔法学校チャレンジの学生として皆さんから候補者さんを募集しましたが、候補者さんが全員魅力的でとてもじゃないけれど『7名だけ』なんて選ぶことが出来ませんでした。

そして悩んだ末にたどり着いたのは「選べないならば全員入学してもらえば良いじゃない」という考え。

応募総数が40シムだったので、7・7・7・7・6・6人ずつにグループ分けし6グループを作成しました。1グループのシム達が卒業条件に達したらまた次のグループに入れ変えることを繰り返し、全6グループに分けたシムさんたち全員と交流させていただきます。1グループ7話~10話でまとめられたらなと。

そのため6グループ目になったシムさんたちは登場までに50日ほどお時間をいただいてしまうことになります。申し訳ありません!

明日8日・明後日9日の2日間を使って、どの子がどのグループに分けられたのかをご紹介します。明日はまず3グループ、明後日は残りの3グループを発表します。

またグループ分けを発表した後、ブログは数日お休みをいただきます。顔バグ期間中にブログのストックが切れたので、少しお時間をいただきます。ごめんね!

魔法学校チャレンジ第1グループの開始は2023年5月15日(月)を予定しております。


ということで、願書全て受け入れ!!全員入学!!!皆さん魔法学校でお会いしましょう!

【おまけ】
・異世界のカネオに斡旋された女の子がいる世界→シムズ・フォーエバー
・ウミが一晩を共にする(予定の)相手がいる世界→Good Life
・アリスとこころが出席した結婚式が開催された世界→正気でないオタクのsims4

・討ち入り未遂の銃ポーズをお借りした世界→新生まるきぶねスローライフ

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