【20-14】この世界線の今、俺だけを見ててくれれば【notsoBerry2】

9.12.2022

NotSoBerryLegacyChallenge 2

Not So Berry Challenge2
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深夜のコモレビ山。スノーボードに挑戦するも派手にすっ転ぶ20代目。


「うっっわー!何今のかっこわるーい!」

「うるさい。お前がスノボ教えてやるって言うから、こんなド深夜に雪山に来たんだろうが。」


「それなのに俺を置いて勝手に上級ゲレンデで気持ちよくなりやがって。初心者を山頂に放置するな。」

渉くんはスノーボードスキルカンスト済みなので、1番難しいゲレンデでも楽々と大技を決めることが出来ます。


「まぁまぁまぁまぁ!!そんな怒らないで。さっむい雪山を散歩でもして頭を冷やしなよ。」


「……何やってんだよ。」

「霊能探偵の血が騒いで。この足跡は果たして本当に動物の足跡なのかー?!」

「この世界のゴーストに足はねぇし、お前が対処するのは浮遊霊ばっかりだろうが。」


「……今度は何だよ。」

「いやぁ?ここでカミサマにお願いしたら、『俺の1番はお前だ』って言った時の誰かさんの声がもう1回聞こえないかなぁー?と思ってー。」

「お前、俺の眷属だってこと忘れるなよ?マスターのヴァンパイアパワーには逆らえないんだからな。」


はい。ということで、前回の13話にて配偶者本戦は観察期間を終えました。その結果、第1位を獲得したのは【三界 渉】くんでした。おめでとうございます!


こちらが観察終了直後の関係値。


拡大してみます。

友情ゲージは全員ほぼマックス。

恋愛ゲージは渉くんが頭ひとつ抜き出ています。やはり自律ウフフがかなり大きかった。その後何度か嫉妬をするもゲージは赤にならず、恋愛ゲージも1位を死守。

ナンシーちゃんとジェイデンくんは恋愛ゲージ赤で終了。2人とも1度は赤ゲージが無くなり、ピンクゲージも出ていました。しかしやはり、終了間近の嫉妬がかなり影響しましたね。ナンシーちゃんは初期ぶっちぎり1位、ジェイデンくんも全編通して恋愛行動をしていましたが、わからないものですね。

渚さんは渉くんを嫉妬させ恋愛ゲージを下げることに成功するも、直後に渉くんがザクロを誘惑したことで恋愛ゲージを減らしてしまいました。タイミングに見放された感じ。

レナちゃんはかなり善戦しています。キスやハグをする機会も多く、順調にゲージを伸ばしていました。しかし自律ウフフの上がり幅には追いつけなかったもよう。

ということで、十文字家最後の家長の配偶者は【三界 渉】くんに決定です。


少し前のアプデで恋愛行動に大幅な変更があり、あっちもこっちも恋愛ゲージでぐっちゃぐちゃな中でよく候補者たちは頑張ってくれましたね。本当にありがとう!

そして予選・本戦ともにシムを応募してくださった皆さんも、本当にありがとうございました!最後の配偶者競走、皆さんのおかげで楽しく過ごすことが出来ました。


「なぁ、渉。俺ら2人で暮らそうと思うんだけど、どう思う?別に良いよな?」


「え?別に良いっていうか、2人きりで住めるんならむしろラッキー!だけど…でもじゃあ、あの家を出てくわけ?俺あの家けっこー好きなんだけど。」


「いや?あの家にはもう俺とお前しか住んでねぇよ?昨日のうちに全員に話して了承済みだし。知らなかったのはお前だけ。」

「えぇ……?」

「渉と真剣に向き合ってみるっつたら、全員『まぁ、そうだろうと思った』って言ってたわ。」

「えぇ……??」


ということで、渉くん以外の4名を別世帯へ分けることにしました。

本来は配偶者が決まった後も全員で同居しようかと思っていたのですが、現環境で同居し続けると恋愛ゲージが昼ドラもビックリな状態になり続けてしまいます。配偶者のゲージが最も低い…なんて状況に簡単になってしまうためやむなく別世帯へ。


ニュークレストに本家と同じMODERN HOUSEを複製。4名にはそちらで新生活をしてもらうことにしました。

ちなみに建築募集でご応募いただいた建築は全てニュークレストに配置し、現在は予選参加者達が住んでいます。今更のお知らせになってしまった。申し訳ない。


再び生活モードに戻りましょう。
せっかくコモレビ山に来たので、ザクロと渉くんに雪だるまを作ってもらいました。


「見ろよ渉。この雪だるま、お前に似てねぇ?」


ザクロは遊び人。渉くんも元いたワールドでは遊び人。カタにはまらない生き方もそうだし、なんだかんだ似た者同士なのかも。


翌日。
この日は自宅仕事ではなく、出勤をしていたザクロ。怒りながら帰宅したと思ったら「渉と婚約する」望みを出していました。

早くない?2人暮らしになったら速攻結婚したくなっちゃったの?もしかしてザクロ、渉くんのことすごく好き?


しかも今日プロポーズしろよとでも言うように、出来すぎたタイミングで開催されている灯明まつり。

2人で遊びに行ったのですが、ザクロのセレブの特質のせいで狙わずともペアルックになってしまう。ラブラブかよ。


からの情熱的なキス。もしかしなくてもザクロ、渉くんのことめちゃくちゃ好きだね?


そんなに好きなら仕方ない。ちょっと早い気もするけれど、望み通り婚約させてあげることに。

「あー…渉、ちょっと俺、今から柄にもねぇことやり出すけど笑うなよ?」



「これ、指輪。俺さ、お前に本気になったっぽい。お前と2人暮らし始めたのも、ナンシーとかから誘惑されてるお前を見たくなかったからなんだよ。どの口が言ってんだって話なんだけど。でも、お前には俺だけ見てて欲しい…みたいな?」


「だから婚約…っていう契約で縛りたくなったっていうか。俺のそばからいなくならないで欲しいって言うか。なんつーか、ようは渉のことがすげぇ好きだってことなんだけど。……どう思う?」



「本気かー?言っとくけど俺もザクロと同じくらい遊び人よ?連続ロマンチスト達成寸止めのシムだけど良いわけ?」


「まぁ、お前が遊び人だろうってことは何となく察してたけど。別に良いよ。この世界線の今、俺だけを見ててくれれば。」


顔を見合わせて喜ぶザクロと渉くん。無邪気な2人の遊び人。この世界線では年貢の納め時なようです。


渉くんお得意のイェアポーズも今だけは照れ隠しに見えたりもする。

「ねぇねぇねぇー?なんで俺が遊び人だって察したわけー?どこで?どんな時に?はっ!まさかあのサウナー……」

「うるせぇな。黙れ。」


ザクロと渉くんは婚約を結びました。


2人でたい焼きも食べておきました。たい焼きを食べる度に、今日の日を思い出すようになるのだろうか。


まっすぐ帰宅するのも寂しかったので、センバマチを散歩してから帰ることにしました。



穏やかな風景に似合わない2人。でも、そのアンバランス加減すらも幸せな瞬間に見える。


散歩中にコモレビ山の木霊に出会いました。


霊能探偵の血が疼くのか、今にも除霊しそうな顔なんですが大丈夫です?あれは良いカミサマなので駄目ですよ。


木霊がザクロの存在を認めてくれたようです。まるで婚約をお祝いしてくれたみたい。


我が家に帰宅。ヴァンパイアといえば棺桶。この家には2人きり。婚約者。つまりもう誰にも気兼ねはしなくて良いわけで。





2人は今夜も楽しそうです。


棺桶から吐き出された渉くんは、非常に情けない顔をしていました。イッタイカンオケノナカデナニガアッタンダロウネ。

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