【11-11】美しい海と独りぼっちの女の子【notsoberry2】

3.19.2022

NotSoBerryLegacyChallenge 2

Not So Berry Challenge 2
第11世代オニキス ルールはこちら

ひとり娘にミルクを与える悪人。
責任を背負うことを可能な限り避けて生きてきた男は、どんな気持ちで娘を抱いているのか。


家を改築しました。
今までの小屋は夫婦2人で暮らすにも狭い小屋でした。ラピスと3人で暮らすには流石に無理があったので、間取りも大々的に変えています。


LDKを広げ、寝室と子供部屋を別に作りました。とはいえ貯金も潤沢な訳ではないので、寝室は物置のような狭さです。寝れりゃ良い、といった雰囲気でベッドしか置かれていません。

最低限ラピスに必要な家具は揃えました。揃えたと言っても、おもちゃ箱すらない質素な子供部屋です。


釣りのスキルが10になったことで「大きな獲物を釣る」ことが出来るようになりました。


大きく振りかぶって釣竿を投げる黒豆。
釣りスキルマックスの技なのに、むしろ下手くそに見えるのは何故なのか。

個人的な体感ですが、【大きな獲物を釣る】でいつもより大物がかかった感じはありませんでした。普通に釣りをしていた方がいい気がする。あくまで個人的にはだけれども。


この日は黒豆の誕生日でした。
離島の悪人もとうとう大人へ成長します。ラピスの誕生日は翌日ですが、同日に幼児に成長させることに。


誕生日ケーキを焼くためだけにコンロを買いました。流石に野外グリルでケーキは焼けなかった。


妻と赤ん坊の娘に見守られての誕生日。
お誕生日おめでとう!


左が若者、右が大人。
光の加減が違うので少し分かりづらい。4・50代になった雰囲気はあるけれど、そこまで老け込んだ感じはしないかも。日々海を泳いで体を動かしているからだろうか。

本来は腰の辺りまでスクショがあるのだれけど、如何せん水着姿で撮ってしまったのがいけなかった。何がとは言わないが「なんかこの2つのスクショが並ぶの嫌だな」と思い、肩辺りで切らせてもらった。

すまんな、黒豆。


続いて娘のラピスを成長させます。
幼児期の特質はランダムサイコロで決めていきます。その結果【自立心旺盛】に。

これはラピスの物語的にぴったりかもしれない。


成長直後のラピスがこちら。
豚鼻帽子が可愛らしい。


CAS画面のラピスがこちら。
どちら似だろう。目の色が黒豆からの黒、髪の色がレズリーということくらいしかわからない。

とはいえ祖父の10代目アサギや父の11代目黒豆は、幼児期から隠しきれないヴラディスラウス・ストラウド感がありました。ラピスには今のところそれがない。

ここへ来て脱ヴラディスラウス・ストラウドの遺伝子となるのだろうか。ようやく強すぎた遺伝子の終焉となるのか。


お母さん似じゃない?
口角がぐっと大きく上がる感じ、お母さん似じゃない?これは期待していいんじゃない?


母の後ろ姿を観察するラピス。

実はこの12代目ラピス、かなり癖のある女の子。というのも12代目は「両親と否定的な関係を持つ」必要があるのです。

基本的にシム達は幼児のお世話が大好き。そしてお世話を通して関係値を高めていきます。子供嫌いでもない限り、大抵シムの家族は仲良しになるでしょう。

そうならないように気をつけなければならない。それってとても難しい気がする。


ただラピスは「自立心旺盛」なので、他の特質よりは楽かもしれない。初めから独りでオマルも使えるし、独りで行動した方が幼児スキルも上がりやすい。

釣りとスラニの海に夢中な悪人と、マヌケで執筆に夢中なマザーの信奉者。子育てに向かない2人が夫婦になった結果、独りぼっちの幼児が産まれてしまった。

なんだかとても悲しい物語。


「ひとりがいいの。お手伝いなんかいらないもん。」


とはいえシム達は「家族」というだけで、無条件に友人レベルの関係値が付きます。現在はそこまで険悪ではない両親との関係。これを世代交代までに赤ゲージにしなければならない。世代タスクとはいえ、ちょっと切ない。


両親との関わりをできる限り減らさなければならないので、社交メーターの管理が大変。離島に家があるため、外を歩く大人に話しかけることも出来ません。ブラーフィーとお話して社交を満たすしか方法がない。

ただただ悲しい。


娘を放ったらかして海に遊びに出てきたお父さん。ダイビング機材の「水中カメラ」と「リブリーザー」を買いました。


リブリーザーを着けると水中に長く潜っていられるようになります。これでスラニの綺麗な水中写真を撮ってきてもらいましょう。


撮影した写真がこちら。
とっても綺麗。これは全部集めたくなる。


「ムア・ペラムの環境は絶好調です!」

離島の変わり者夫婦のおかげでムア・ペラムが本来の美しさを取り戻したようです。


海に浮かんでいたヘドロも消え、島には色とりどりの花が咲き乱れています。


死にかけて灰色だったサンゴ礁にも彩りが戻ってきました。レズリーも気持ちよさそうに泳いでいます。


家の中まで美しい蝶が入ってくるようになりました。平和で、美しい島。この環境があるのは、黒豆とレズリー夫婦の苦労の賜物。


そしてこちらがムア・ペラムの救い手。
ひとり娘が放った子供らしい冗談に眉をひそめ不快感を顕にしています。

責任感から逃れのんびり暮らすうちに、いつの間にか島の救い手になっていた。それと同じように「いつの間にか」父親になったけれど、良い父親になるには責任感が必要不可欠だった。しかし黒豆にはそれが無い。


せっかくお話をしても、ろくに聞いてくれない父親。悲しくなったラピスは父親を叩いてしまいます。


叩かれたことにただ驚愕する父親と、それをぼんやりと見ながらゲームを続ける母親。

娘が真っ直ぐに育つわけもなく。


パンツ一丁でお外を走り回っても、気にする人など誰もいない。それどころか母親は狂った笑顔で毎晩走り回る。

ラピスには、悪いことを悪いと教えてくれる大人がいない。

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