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……みたいな感じでわたげがお墓の前で寝ていましたが、墓石に彫られた名前の本人は今日も元気に魔法の練習中です。
先ほどの墓石は以前「幽霊スプリッツァー」を飲んで一時的に幽霊化した際に、いつのまにか手持ちに入っていたもの。双葉は今日もゴーストではなく、一般的なシムとして生存しています。
本日も発泡ジュースを作成中。今回材料として使ったのはレモン・西洋ナシ・キルフルーツの3種類。出来上がったのは水色の発泡ジュース。こちらの3つを飲んで得られる効果は同じもの。
得られる効果はひらめきムード。前回飲んだジュースと同様に、1瓶飲むごとに効果が上乗せされていきます。
これで目標数は62/100。残り38種類。
今回も飲み切れないジュースは屋台で販売します。
しかしちょっとした問題が発生。屋台でジュースを売ると、購入者がその場でジュースを飲んでくれるのですが、飲んだ後の瓶をそのまま地面に放置して帰ってしまう。ゴミが増えて仕方がない。
お次はハチミツを材料に発泡ジュースを作成。出来上がったのは綺麗な黄色の発泡ハニー。こんなの絶対美味しいに決まってる。
発泡ハニーを飲んだ結果、付いたムードはこちら。幸せ+1。8時間。
「甘くて美味しいハチミツ!危ない思いをして手に入れるだけの価値がある!」
これで目標数は63/100。残り37種類。
ちなみにこちらの発泡ハニーは何杯飲んでも倒れたり、ぼんやりすることはありませんでした。
翌日。双葉がバーテンダーキャリアの頂点に到達。これで最高レベルのバーテンダーです。
バーテンダーキャリアの頂点は「有名バーテンダー」でした。お疲れさま双葉!
最高レベルまで昇進した後、すぐにどこかへ電話をかける双葉。電話をかけた目的はというと、
仕事を辞めるためです。願望も達成し、最高値に到達し、キャリア解放で得られるアイテムも全て入手したので、もうこの仕事に未練はない。さくっと退職願の電話をかけました。
お次に作成したのはブラッドフルーツの発泡ジュース。ヴァンパイアがこれを飲むと、渇きのメーターが回復します。ではノーマルシムがこれを飲むとどうなるのでしょうか?
早速飲んでみる。さすがの双葉も訝し気な表情をしています。
駄目だった。美味しいとか美味しくないとか以前の問題だったみたい。不快+3のムードが30分ほど付きました。
「不快な果物。ブラッドフルーツはどう頑張っても生理的に受け付けません。これ以上は無理です。」
先ほどの不快ムードが進行すると、不快はさらに増強。不快+5にレベルアップ。
「吐き気を催した。あっ、ちょっとお腹のあたりがもやもやと…。」
不快なムードではあるけれど、一応これも経口摂取で得られる特別なムードではある。ということで目標数に加えることにしました。
これで目標数は64/100。残り36種類。
更に気になったので、未調理のブラッドフルーツも飲んでみました。得られた効果は発泡ブラッドジュースを飲んだ時とほぼ同じの不快ムードでした。なるほど。
売ります。もうこの際、売ってやることにしました。
屋台で売った発泡ジュースの瓶を、お客さんが地面へ放置して帰ることに腹を立てた双葉。自分で捨てられないほどに空き瓶が綺麗だと言うならば、みんな買ってくれるんだよね?
買ってくれちゃうんだよね。普通に問題なく売れてしまいました。ええ?本当に?
しかも瓶に中身が入っている時と同じ値段で売れてしまった。まさかの2倍お得という衝撃。
お次は色んな花を醸造マシーンへ入れてみました。今回使ってみたのはバラ・ブルーベル・キンギョソウの3種類。
フルーツを醸造マシーンに入れた際は、瓶入りのジュースになって出てきました。しかし花を投入した今回は少し形状が異なった物が完成。
キャップ付きの瓶を直飲み。どうやらこの形状の物はジュースではなく、発酵茶という扱いらしい。
1杯目。まずは集中+1が4時間付与。
「発酵茶酔い?発酵茶が少し効いてきました。」
2杯目。ムードはジュース同様に、重ね掛けで増えていくタイプ。集中+2が2時間付与。何故か効果時間が時間が減った。
「ハッコウチャ!おっとこれは…発酵茶は意外と効きます!」
3杯目。集中+4が2時間。
「最大発酵茶レベル。発酵茶が染み渡って…これは悟りの境地でしょうか…?」
そして禁断の4杯目。発泡ジュースは4杯目を飲むと、昏睡して倒れてしまいました。果たして花の発酵茶ではどうなるのか。
付いた効果はぼんやり+8。2時間。
「過剰発酵茶。発酵茶にこんな効果があったなんて…!」
ぼんやりはするけれど、昏睡して倒れるまでには至らず。なるほど、こちらの方がまだ酔い状態は軽くはあるみたい。それでも十分重いけれども。
そしてこの発酵茶のムードは効果時間が切れると一段階前の状態に戻り、完全にムードが消えるには「発酵茶酔い?(+1)」の状態に戻ってからムードの効果が消えるのを待つしかないようです。
花を材料にした発酵茶は、それぞれ「フローラルな○○の発酵茶」という名前になります。花の名前が変わっても、飲んで得られる効果は全て同じ。そのためこれは「フローラルな発酵茶」として、目標数は1つとして数えることにしました。
ということで目標数は65/100。残り35種類。


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