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魔法の練習を始めた学生たち。ここから本格的に魔法学校の勉強がスタートです。
本日は全員に杖を獲得する条件まで成長してもらいましょう。杖を獲得するには「呪文を1つ覚える」「魔法薬を1つ覚える」の2つを達成する必要があります。
一番最初に呪文を習得したのはサニーちゃん。「妄想」の呪文を覚えたもよう。サニーちゃんは「古代の血統」持ち。呪文の習得の速さは流石と言ったところですね。
お次はクロエちゃん。「妄想」の魔法を習得。クロエちゃんは「弱い血統」持ち。やはり魔法使いの血筋があると、呪文の習得が早かったりするのだろうか。
呪文をおぼえた子から教室へ移動。今度は大釜で実験をして、魔法薬のレシピを習得してもらいます。
魔法薬のレシピ一番乗りはスカーレットちゃん。「欲求まみれの薬」を習得。
「先生、それ良いですね。重い薬匙を魔法で浮かせられるのは便利そうです。」
「これだけの液体を腕の筋肉だけでかき混ぜようと思うと、案外疲れるんだよね。魔法使いのランクが上がれば、サニーちゃんも出来るようになるよ!楽しみだね!」
アオイちゃんが「カナシクナール」の呪文を習得。これでアオイちゃんも魔法薬組に合流です。
「ねぇ、先生。勉強めんどくさい。もっと楽しく簡単に強くなれないの?」
「簡単に楽しくなったり、簡単に勉強がはかどるようになる魔法薬は作れるようになるんだけど。作れるようになるには結局勉強が必要になっちゃうしなぁ。リサちゃんは大釜の実験より魔法書でランクを上げる方が向いてるかもね。そっちなら同時に楽しさも上がるし。」
何やら不機嫌な顔をして教室に入って来たユカリちゃん。
「できなーい!もうずっと呪文の練習してるけど、1個も覚えらんないー!!疲れたー!」
しかし覚えないことには杖を獲得することが出来ない。ということでこのまま教室で練習を続けてもらうことに。
楽しさゲージもカスカスになって赤ゲージになってしまったユカリちゃん。呪文の練習をしながら床を蹴り始めてしまった。
(出来ない!みんなはもう呪文も魔法薬も覚えてるのに、私は全然呪文も覚えらんないよ。みんなと同じことをしてるのにどうして?これじゃ杖に私が所有者だって認めてもらえないかも。)
杖の獲得条件を満たした子たちは魔法書を読んで新しい知識を吸収中。魔法書は楽しさ回復も一緒に出来るのでやっぱり便利。
ここでようやくユカリちゃんが呪文を習得。ずっといたずら魔法の練習をさせていたのですが、なかなか呪文を覚えられなかったユカリちゃん。実用魔法の練習に切り替えたところ、すぐに「ゴシゴシコスール」の呪文を習得しました。
ユカリちゃんはいたずら魔法より実用魔法の方に適性があるのかもしれない。
正気でないスカーレットちゃんは本を読みながら自分と会話中。
女子高メンバーはみんな賑やかです。
そろそろ高校の登校時間が迫ってきてしまったので、魔法薬未習得の3名には魔法書で魔法薬を覚えてもらうことにしました。登校までに間に合うかな?
「痛い!想像を絶する痛さ!」
「うわ、マオの手のひらゴツいことになってんじゃん。なんでこんなことになってんの?」
「ちょっとクライミングのし過ぎで……。」
「加減って知ってる?」
「いや、どうしてもスキル10にしたくて……痛い!すみませんでした!」
魔法書を読んでいた3名が魔法薬を習得しました。登校時間までに間に合った。
リサちゃんが「頭の回転が速くなる薬」を習得。
これで全員が「呪文を1つ覚える」「魔法薬を1つ覚える」の2つを達成。杖の獲得条件を満たしました。
ここで時間が8時に。全員が高校へ登校して行きました。いってらっしゃい!気を付けてね!
女子たちが高校へ行っている間、魔法学校はマオ先生独りだけ。のんびりと植物の世話をする時間もあります。これまでのクラスでは独りになる時間は無かったので、なんだか新鮮。
女子たちが高校へ行っている間に魔法の国で魔法の粉を採取。全員分の杖を作成しておきました。
クロエちゃんとアオイちゃんの成績がA評価に上がったようです。おめでとう!
高校で嫌なことがあったのか、機嫌の悪い子たちが何人かいるもよう。
マオ先生の育ちのパワーで「感情をなだめる」をしてみましょう。
「なだめられた気持ち」の幸せムードは付いたものの、それよりも緊張ムードの方が強かった。マオ先生もまだまだということらしい。
クロエちゃんとユカリちゃんの緊張ムードを取るため、ヨガをすることに。せっかくなので全員で体を動かしましょう。
全員の緊張ムードも落ち着いたところで、マオ先生手作りの杖をプレゼントしましょう。
一番左上の杖はマオ先生のもの。その右からユカリちゃん・スカーレットちゃん・サニーちゃん・クロエちゃん・アオイちゃん・リサちゃん・うららちゃんの順でプレゼントしました。
「マオ教授!見て!私の杖!ちゃんと私のところに来てくれたよ!」
「そうだね。とっても似合ってるよ。使い心地はどう?」
「とっても良い感じ!しっくりくるかも。」
「良かったね。杖がユカリちゃんを認めて選んでくれたんだよ。」
「うん、良かった。なかなか呪文を覚えられなかったから、私は杖に選ばれないんじゃないかって心配だったけど。でもちゃんと選んでくれた!よろしくね、私の杖さん。」
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