ひつじのシムズ4 : 【6-13】ボスは「良い人」【notsoberry】

Not So Berry Challenge

第6世代オレンジルールはこちら

のっけから中年おじさん2人の密着アップ。絵面が美しくない。

場所は前回のラストと同じくニュークレストの墓地。こちらへ来る際に、敵であるフェン夫妻や友情ゲージが赤いタウニーさんを連れてきていました。

彼らを連れてきたのは和解のため。

亡くなったおばのアヤメは夕陽の評判が悪いことを気にして、頻繁に連絡をくれていました。自分を心配し続けていたおばが亡くなったことで、自分のあり方を考え直した夕陽。存命中には聞き流してしまったけれど、せめておばが安らかに眠れるように、表向きだけでも敵を減らすことにしました。

夕陽は根っからの悪人です。けれど表向きだけでも「良い人」を偽ることは出来るはず。その方が家族も喜ぶし、何より仕事もやりやすい。「あの人がそんな悪いことをするはずがない」という印象は与えておいて損はありません。

若い頃はただ突っ張るだけの悪人だったけれど、歳を重ねて知恵をつけ、底の深い悪人へと成長する夕陽。本当は和解なんてしたくない。けれど、そう偽った方が上手くいくこともあるのです。

双子が小学生になったことで、一緒にお菓子作りを楽しめるようになりました。子供たちと一緒に料理を楽しむため、カップケーキ工場は一時世帯の所持品へしまってあります。

この姿だけ見たら、彼が犯罪組織の上層シムだとは誰も思わないでしょう。

作ったお菓子はいつものごとくストリートセールへ。初めの頃と比べると、随分クオリティの高い品揃えとなりました。

日曜日のお昼頃。

蓮が【天才芸術家】願望を達成。今回は小学生時代に達成させる願望はこちらのひとつのみにしました。

その代わりスカウトへ所属し、「スカウトの才能」特質の獲得を目指します。こちらは妹の桜も一緒に所属しました。

同日の夕方。

今度は桜が【社交家】願望を達成。夕陽と同じく願望はひとつのみ。残りはスカウト活動へ尽力してもらいます。

狭いアパートで何とかスペースを確保した子供部屋。2段ベッドや子供用家具が無理やり押し込まれています。一般的なウォークインクローゼットの方がまだ広いかもしれない。そんな環境の中でもひねくれずに育ってくれる双子は本当に良い子達。

そんな極小アパートの奥様、実は星3のセレブ。昇進条件のフォロワー25万人を集めるため、SNSの投稿や配信活動を行った結果です。

今回ペニーには名声ポイントを使って【ファンの人気者】特質を取ってもらうことに。

「ファンの人気者」は第三者を介して、シムの評判や名声を操作することが出来ます。そしてそれは自分自身に限りません。世帯の他のシムの評判や名声も操作することが出来ます。

死神に夕陽の評判を上げるよう支持するペニー。指示された死神はスマホで何かを書き込んでいました。「スパイスマーケットのパン屋のおじさんめっちゃ良い人だったー♡パンも美味しかったし！みんな絶対行くべき♡」とか書いているのかも。

敵と和解し、近隣住民にも親切な態度をとるように心がけ、更に妻に裏工作をさせた夕陽。「極悪」だった評判はいつしか「普通」になっていました。

「あなたは最近みんなから好かれていて、ぜひお知り合いになりたい方だ！」

もはや夕陽が犯罪者だと疑うシムはいないでしょう。

6代目のタスク【「犯罪組織のボスであると主張する」が誰もそれを信じない。】に相応しい状況になっていますね。このタスク自体は「犯罪者のボスであると主張する」コマンドを使うことを求められるもので、評判に関しては言及されていません。けれどせっかくなら、ということで悪い評判を消すことにしました。プレイヤーの勝手な解釈です。

そしてその日の深夜。