【24・終】「あなたをスカウトしに来たの」【ホームスケイプチャレンジ】

・ホームスケイプチャレンジを【初めから読む】

読書をしながら発泡ブラッドを飲むゼン。ブラッドパックやブラッドフルーツはと違って、発泡ブラッドは何かをしながら飲むことができるので良い。

現在は願望「善きヴァンパイア」の最後のタスクを消化中。残っているタスクは「許可を得ることなくブラッドを飲まずに14日間過ごす」こと。タスク達成まであと10日。

10日の間にしなければいけないことは特に無いので、のんびりと過ごしました。スキル本を読んでスキルを上げたり、植物の世話をしたり。

物作り繋がりで、クロスステッチにはまったり。

暇な時間にたくさんの刺繍を作成しました。とっても可愛い。

この辺りでようやく7/14日。チャレンジのルール上、他の願望に切り替えることができないので14日は結構長い。

とっても穏やかな時間が流れていきます。チャレンジを始めたばかりの頃は死ぬか生きるかだったけれど、今ではその面影はない。心穏やか。

もしも、ここから更に何かを望んでいいのならば、独りではなく「誰か」とこの穏やかな時間を過ごしてみたい。高望みだろうか。

そしてまたのんびりと読書をする。色んなスキルがどんどん上がっていきます。

独りが少し寂しくなってきたので、誰かと交流するためにナイトクラブに行ってみたり。

ウェアウルフのローリーさんと友人になりました。ゼンはあくまでも「我らは優しいオオカミで、害なく共存できる存在です」と言いながらゼンの家をめちゃくちゃにした「ヴォルコフ家」のアンチなだけ。ウェアウルフそのものが嫌いなわけではありません。

10日目。順調に、穏やかに過ぎていく日々。

この日はご近所さんのノックスさんが遊びに来たので庭でのんびりお喋り。

空き時間にはごみ箱ダイブ。ゴミ箱からしか手に入らない染料が欲しくて。

ハーブ学もマックスになりました。

いつか隠者にも会ってみたい。この先の人生に目標や楽しみを見出せるだけの心の余裕もできました。

ヴァンパイアになったゼンの時間は無限。衣食住の心配もなくなって、この先はなんだってできる。

「許可を得ることなくブラッドを飲まずに14日間過ごす」タスクを完了。最後の願望「善きヴァンパイア」を完全達成です。

願望「善きヴァンパイア」を達成したことで「取り戻した人間性」特質を獲得。他のシムからブラッドを飲む許可を得やすくなりました。

願望を達成したので、最後の部屋であるリビングのジャンクを全て撤去。必要な家具を設置していきます。

【リビング】

ソファ1つ（2人用/3人用は問わず）・リビングチェア1つ・コーヒーテーブル or サイドテーブル1つ・テレビ1つ・オーディオ機器1つ・植物1つ・装飾品（絵画 or 彫刻）1つ

必要最低条件の家具に加え、初めの部屋にあったチェスもリビングに移しました。リビングチェアも最低数以上設置しています。

リビングチェアとチェス用の椅子は工作加工で手作りしたもの。丸いスツールは編み物スキルで編んだものです。

リビングを完成させたことで、全ての部屋が完成しました。

キッチン・バスルーム・寝室・書斎・庭・ダイニング・リビング、7部屋全てを改修。ホームスケイプチャレンジ完全達成です。おめでとう！

沢山の願望を叶えながら、色んな家具を作って飾り付けた家。ゴミだらけだった家が、居心地の良さそうな家に修繕されました。

空っぽになった初めの部屋。チャレンジが終了したので、新たに壁を設置して部屋を作ることも出来ます。この先どうするかはプレイヤーの自由。

チャレンジ中は新たに窓を設置することは禁止でしたが、チャレンジが終了したのでいくらでも設置することができます。庭に面する廊下に窓が無くて、実は少し暗かった。

家の外装も変えることが解禁されたので、水を収集できる芝生のような屋根に変えました。

これにてホームスケイプチャレンジは終了。

色々願望を叶えなければいけないのは大変だったけれど、少しずつ部屋が完成していくのはやりがいがあって楽しかったな！ぜひ皆さんも挑戦してみてね！

死ぬか生きるかの高校生時代を乗り越え、安定したヴァンパイアの生活を手に入れたゼン。この先の彼に、どうか幸せな人生がありますように。

「こんにちは！ゼンくん、はじめまして！」

「誰だ？なんで勝手に家に上がり込んで……。」

「うふふ、あなたをスカウトしに来たの。ゼンくんもアリスと同じビンタ地獄に……じゃなくて、アリスみたいに幸せになりたくない？」

「スカウト？」

明日に続く。